展覧会の詳細

佐野美術館創立55周年・三島市制80周年 記念

『ねないこだれだ』誕生50周年記念
せなけいこ展

令和3年5月29日(土)~令和3年7月4日(日)

©Keiko Sena 1969

みないこは おばけになって とんでいけ!

『ねないこだれだ』や『めがねうさぎ』の作者として知られる絵本作家のせなけいこ(1931-)は、1969年、子育てに奔走する中、37歳で絵本作家としてデビューしました。以来、おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本は、世代を越え、多くの親子に読み継がれるロングセラーとなっています。

本展では、代表作のひとつ『ねないこだれだ』の誕生50周年を記念し、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする絵本原画や貴重な資料など、約250点を出品。これまであまり知られていなかった、絵本作家デビュー前の幻燈や紙芝居の仕事もひもとき、せなけいこの創作の全貌を紹介します。会場には楽しい仕掛けもご用意し、小さなお子さんにも楽しんでいただける展覧会です。

せなけいこ展 公式サイト

入 館 料 一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円
※毎週土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
開館時間 10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)
休 館 日 木曜日
主  催 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、朝日新聞社
後  援 静岡県教育委員会、一般社団法人日本国際児童図書評議会、絵本学会
協  力 偕成社、KADOKAWA、金の星社、鈴木出版、童心社、福音館書店、ポプラ社
協  賛 伊豆箱根鉄道株式会社

プロフィール

せなけいこ
絵本作家。1931年、東京都生まれ。童画家・武井武雄に師事して絵を学んだ後、1969年「いやだいやだの絵本」4冊シリーズで絵本作家デビュー。うち1作の『ねないこだれだ』のおばけは、せな作品のトレードマークともいえる存在になった。続く「あーんあんの絵本」4冊シリーズ、「めがねうさぎ」シリーズなど、今に読み継がれる名作を多数生み出し、あらゆる世代に支持されている。

撮影:朝日新聞出版 加藤夏子

同時展示

東海道の刀工たち

常設展示室にて、東海道で活躍した刀工の作品を紹介します。

【展示作品】
・重要美術品 脇指 銘 相模国住人広光/延文亖年七月日 南北朝時代(1359) 佐野美術館蔵
・短刀 銘 為渡辺喜助 平胤長作/弘化三年二月日 江戸時代(1846) 個人蔵
・刀 銘 兼明/高天神 江戸時代 個人蔵
・脇指 銘 義助作 江戸時代 個人蔵
・短刀 銘 村正 室町時代 個人蔵