展覧会の詳細

白隠禅師250年遠諱記念展
駿河の白隠さん

平成30年5月26日(土)~平成30年7月1日(日)

白隠慧鶴(はくいん えかく)禅師(1685~1768)は江戸時代中期に活躍した臨済宗の傑僧です。

貞享(じょうきょう)2年駿河(するが)国原宿(現静岡県沼津市原)に生まれ、15歳のとき原の松蔭寺にて出家、慧鶴と名のりました。信州の道鏡慧端(どうきょう えたん)に参禅、真の悟りを得て帰郷後、34歳で松蔭寺の住職に就き、白隠と号しました。晩年は三島・龍澤寺の開山となり、明和(めいわ)5年84歳に示寂(じじゃく)しました。

白隠は坐禅のみならず、日々の一切の行いが修行であり悟りの道であるとして、諸国を巡って精力的に講義を行い、禅僧を厳しく導きました。また在家のために絵や書をあらわし、禅のこころをやさしく伝えました。その内容は高僧の語録集や公案に関する著作本をはじめ、達磨や釈迦、観音などの禅画、墨蹟、天神や七福神の民間信仰の神々、昔語りや流行歌まで、実に幅広く表現は独創的であり、生涯、膨大な数の書画を制作し続けました。

本展は白隠禅師250年の御遠諱(ごおんき)を記念し、静岡県内の寺院や個人所蔵およびゆかりの書画を中心とした約90点の名品を主題ごとに展示いたします。

ときに眼光鋭く叱咤し、ときに微笑をたたえ慈愛で諭す。強烈かつ懐中に深く入る白隠のメッセージは、時代を超えて現代の人々の心に響きます。当館では32年ぶりとなる白隠展です。この機会に是非ご覧下さい。

※会期中一部展示替えがあります。

【白隠展割引】
静岡市美術館で開催の「駿河の白隠さん」展(平成30年2月10日~3月25日)チケット半券のご提示で会期中入館料2割引(当日券のみ、他のサービスとの併用はできません)になります。
さのびのみの展示作品も25点。両館の展示をお楽しみください。

静岡市美術館「駿河の白隠さん」(外部リンク・別ウィンドウで開きます)
静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F Tel:054-273-1515

 

入 館 料 一般・大学生1,000円  小・中・高校生500円
※毎週土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
※本展チケット(有料)半券のご提示で、会期中2回目以降の入館料2割引
開館時間 10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)
休 館 日 木曜日
主  催 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送
後  援 静岡県教育委員会、臨済宗妙心寺派、白隠宗大本山松蔭寺
助  成 公益財団法人 花王芸術・科学財団
協  賛 伊豆箱根鉄道株式会社
協  力 静岡市美術館

同時展示

常設展示室「日本刀 形いろいろ」

日本刀はその用途によって形が異なり、呼び名があります。薙刀、槍、刀、短刀など。いろいろな日本刀の形をみてみましょう。

【出品作品】
・国宝 薙刀 銘 備前国長船住人長光造 佐野美術館蔵
・刀 無銘 兼光 個人蔵
・短刀 無銘 志津 個人蔵
・槍 銘 義助作 個人蔵