次回の展覧会

没後5年 いのちの鼓動を描く
―日本画家・堀 文子

令和6年4月20日(土)~令和6年6月9日(日)

 

堀文子は「花の画家」と呼ばれました。代表作《幻の花 ブルーポピー》は82歳のときの作品です。自らヒマラヤに登り、孤高の佇まいを描き上げました。

堀文子はあくなき探求心で世界中を旅しました。画家として貫いたのは、さまざまな命のかたちを描くことでした。いかなる環境でもたくましく適応する動物、時季に必ず花を咲かせ実る花木、何億年も変わらぬ姿で生き続ける微生物…。それらの姿に畏敬の念と人智を超えた美しさを見出し、表現してきました。

本展は、堀文子の没後5年を機縁とした回顧展です。画業80年の代表作をはじめ、旅先でのスケッチなど約60点を通じて、堀文子が、生きとし生けるものから受けた感動の軌跡を、堀文子自身の言葉とともにたどります。

入 館 料 一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円
※土曜日、5月5日(日)は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
主  催 佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送
後  援 静岡県教育委員会
協  賛 伊豆箱根鉄道株式会社
企画協力 株式会社ナカジマアート
特別協力 一般財団法人堀文子記念館

プロフィール

堀文子[ほり ふみこ]
(大正7・1918年~平成31・2019年)

東京生まれ。女子美術専門学校(現女子美術大学)で学びながら、革新的な日本画を描く福田豊四郎の教えを受ける。1952年第2回上村松園賞を受賞。創造美術から新制作協会、創画会に至る在野の団体で作品を発表。大磯、軽井沢、イタリアなどへ移住しつつ自然と向き合い制作を重ね、百寿を全うした。

主な出品作品

《月と猫》昭和25年(1950)頃
《アフガンの王女》平成15年(2003)
《名もなきものシリーズ どくだみ 露草 姫小判草》平成25年(2013)
《妖精(クリオネ)と遊ぶ》平成15年(2003)

チケットについて

前売券販売所(4月19日まで):一般・大学生800円  小・中・高校生400円

■佐野美術館(4月18日まで)
■静岡新聞社・静岡放送事業部/浜松総局/東部総局(取扱期間は3月21日から4月19日、平日9:00から17:00)
■セブン-イレブン(チケットぴあ/Pコード:686-827)
■ファミリーマート(CNプレイガイド[マルチコピー機]にて直接ご購入ください)

当日割引券発売所(展覧会会期中):各1割引

■伊豆箱根鉄道駿豆線有人駅
■セブン-イレブン(チケットぴあ/Pコード:686-827)
■ファミリーマート(CNプレイガイド[マルチコピー機]にて直接ご購入ください)