庭園案内

国の登録有形文化財 隆泉苑

美術館のある三島市は、東海道の宿場町として古くから栄えその雰囲気を今に残すとともに、富士の湧水が市内のいたる所より流れ出でて清流を生む、伝統と湧水のまちです。約二千坪の当館の敷地も、三島の清流三筋の一つである御殿川の流域にあります。

自然の趣を活かした回遊式庭園の中には、吟味された材料で建築された日本家屋「隆泉苑」が佇んでいます。隆一翁の「隆」と、こんこんと湧き出る「泉」から名付けられました。

美術館の開館時間中は、こちらの庭園を散策することができます。

フォトギャラリー

四季折々の表情が楽しめる憩いの庭園です

庭園案内

※地図内をクリックすると、庭園の写真をご覧いただけます。

建物の写真


大門 

玄関

数寄屋の間 

書院の間

応接の間
 

隆泉苑平面図


利用案内

庭園内注意事項

  • ペットを連れての入園はご遠慮ください。
  • 喫煙・飲食などはご遠慮ください。
  • 美術館開館時間外は立ち入り禁止です。
  • 鯉に餌を与えないでください。池の水質悪化や鯉の病気の原因になっております。
  • 車両の進入はできません。また、軽車両の通行はご遠慮ください。

日本家屋利用案内

庭園内にある日本家屋は、茶会、文化講座等の会場として利用されています。一般公開はしておりません。
利用を希望される方は、お問い合わせページをご参照ください。
※日本家屋でのお食事のご予約は「お食事処 松韻」へどうぞ。

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隆泉苑ガイド

小中学生に向けて日本の伝統的な建築や庭園、和室でのマナー、創立者・佐野隆一について解説したガイドブックです。

平成16年度文化庁芸術拠点形成事業にて制作したものを、webサイト用に一部改訂して掲載しました。ぜひご活用ください。

1.日本の建物を知る

2.和室のマナーを知る

3.佐野隆一を知る

三島梅花藻の里

佐野美術館の敷地内で、レストラン口向かいの雅心苑隣にある、ミシマバイカモの増殖地です。 ミシマバイカモ(三島梅花藻)は、キンポウゲ科の多年草水中植物で、市内の楽寿園小浜池で昭和5年(1930)に発見されました。 水中に沈んだ糸状の細い葉と可憐な梅のような白い花が特徴で、富士山の冷たくきれいな湧水と日当たりを好みます。一年中花を咲かせ、見る人を楽しませてくれます。

NPO法人グラウンドワーク三島や三島ゆうすい会による保護活動が行われています。