年間スケジュール(2017年度)

平成29年4月8日(土)~平成29年5月14日(日)

能、絢爛豪華な装束と面
林原コレクションによる

備前岡山藩は、寛永9年(1632)鳥取藩主であった池田光政(いけだ みつまさ)が一族による領地替えによって初代藩主となった、中国地方の雄藩です。池田家は、江戸時代を通じて能に親しんだことで知られており、特に二代綱政(つなまさ)、三代継政(つぐまさ)は、能役者を抱え、自ら舞い、多くの謡曲を書き記しています。

この池田家に伝わる能楽関係の資料は、現在は岡山市にある林原美術館の所蔵となり、同館の優れたコレクションの中核をなしています。殊に装束類は質・量ともに抜群で、重要文化財の桃山時代の貴重な装束や、唐織(からおり)、厚板(あついた)、縫箔(ぬいはく)、摺箔(すりはく)、鬘(かずら)帯、腰帯など多岐にわたる能装束、素襖(すおう)、肩衣(かたぎぬ)などの狂言装束は、その豪奢なデザインと高い技術において近世染織を代表し、また170面におよぶ能面、狂言面にも優れたものが多くみられます。

本展覧会では、林原コレクションより、能狂言装束の優品38領と鬘帯、腰帯、室町時代のものを含む能面、狂言面22面などを展示、歴代藩主の美意識によって揃えられた絢爛豪華な大名家の能の世界を紹介します。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※毎週土曜日・5月5日(金・祝)小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
平成29年5月20日(土)~平成29年7月2日(日)

競演! 江戸の人気浮世絵師たち
―平木コレクション名品展

平木コレクションは、国内外に知られる有数の浮世絵版画コレクションです。

実業家・平木信二氏は戦後、海外流出の危機にあったコレクションを日本に留め、昭和46年(1971)に財団法人平木浮世絵財団を設立しました。現在は、公益財団法人平木浮世絵財団・平木浮世絵美術館として、全国の美術館・博物館で公開しています。

本展は8000点もの所蔵品から厳選した重要美術品を含む90点を、浮世絵の主な分野である美人画、役者絵、風景画、花鳥画の四つに分けて紹介します。美人画は錦絵の祖・鈴木春信(すずき はるのぶ)、黄金期に活躍した鳥居清長(とりい きよなが)・喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)、役者絵は謎の絵師・東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)、風景画と花鳥画は浮世絵を世界に広めた葛飾北斎(かつしか ほくさい)や歌川広重(うたがわ ひろしげ)など、花形絵師たちの作品が揃います。

江戸の人々が夢中になって求めた人気者の“グラビア”や役者の“ブロマイド”であり、旅の“ガイド”ともいえる浮世絵に今、名品を通じて親しく触れてみませんか。

※会期中一部展示替えがあります。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※毎週土曜日小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
平成29年7月8日(土)~平成29年9月3日(日)

ミロコマチコ《ゾウ》2014年

ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる

彗星のごとく絵本界に登場、自由闊達な筆さばきと奔放な色遣いで主要な絵本賞を総ナメにした作家、ミロコマチコ。いきものたちが大地を踏みならす音を画面いっぱいに描き上げた絵画作品、絵本原画など、不思議な魅力炸裂のミロコ・ワールドをご覧ください。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※15名以上の団体は各2割引
平成29年9月9日(土)~平成29年11月5日(日)

渡邉崋山《猫に牡丹図》(部分)江戸時代(19世紀)

虫尽くし展

蝶や蜻蛉(とんぼ)、蝉など、虫たちの神秘で繊細な姿、小さな身体に宿る逞しい生命力は吉兆の徴(しるし)や力強さの象徴として、また季節を感じさせるものとして古来より人々に尊ばれ、美術工芸品の題材に用いられてきました。絵画や工芸品など約70点により、虫を描く意味や多様な表現を見ていきます。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※15名以上の団体は各2割引
平成29年11月11日(土)~平成29年12月23日(土)

《スター・レッド》©萩尾望都/小学館

萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく

1970年代の少女漫画黄金期を築き、現在も話題作を発表し続ける萩尾望都。本展では、日本の少女漫画史におけるSF黎明期を担ったカラーイラストレーション、コミック生原稿などのSF原画が大集合します。星々が煌めく、夢の展示空間をお楽しみください。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※15名以上の団体は各2割引
平成30年1月7日(日)~平成30年2月18日(日)

《重要文化財 太刀 銘 一(号 姫鶴一文字)》鎌倉時代 米沢市上杉博物館蔵

上杉家の名刀と三十五腰

戦国時代の雄、上杉謙信(うえすぎ けんしん)は関東管領を継承し、天皇家・将軍家から多くの名刀を賜りました。上杉家が幾多の苦難を乗り越えながら、それらの名刀を何百年に渡り守り続けたことは驚嘆に値します。本展では、その蔵刀から選ばれたと伝わる三十五腰の刀剣を中心に、上杉家伝来の名刀を一堂にご覧頂きます。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※15名以上の団体は各2割引
平成30年2月24日(土)~平成30年4月1日(日)

《仁杉家旧蔵雛道具 貝桶》江戸時代 佐野美術館蔵

佐野美術館のおひなさま

佐野美術館所蔵・寄託の雛人形から、江戸の名工原舟月作と伝えられる古今雛、細緻な技から生まれた極小の雛道具、御所を忠実に模した豪華な御殿飾りなどを展示、優雅で華麗な雛の世界を紹介します。



入 館 料 一般・大学生1,000円 小・中・高校生500円
※15名以上の団体は各2割引