(2024年度)
没後5年 いのちの鼓動を描く
―日本画家・堀 文子
堀文子は「花の画家」と呼ばれました。代表作《幻の花 ブルーポピー》は82歳のときの作品です。自らヒマラヤに登り、孤高の佇まいを描き上げました。
堀文子はあくなき探求心で世界中を旅しました。画家として貫いたのは、さまざまな命のかたちを描くことでした。いかなる環境でもたくましく適応する動物、時季に必ず花を咲かせ実る花木、何億年も変わらぬ姿で生き続ける微生物…。それらの姿に畏敬の念と人智を超えた美しさを見出し、表現してきました。
本展は、堀文子の没後5年を機縁とした回顧展です。画業80年の代表作をはじめ、旅先でのスケッチなど約60点を通じて、堀文子が、生きとし生けるものから受けた感動の軌跡を、堀文子自身の言葉とともにたどります。
入 館 料 | 一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円 ※土曜日、5月5日(日)は小中学生無料 ※15名以上の団体は各2割引 |
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村上康成の世界展
世代を超えて人気を集める自然派アーティスト・村上康成さん。これまでに約230冊の絵本を生み出してきました。
幼い頃より自然の中で過ごしてきた村上さんの作品には、自身の経験を通して感じた空気や光、風、音、匂いまでもが表現されています。真っ青な空、木々の間を走り回る動物、清流を泳ぐ魚、森へ遊びに来る人々。自然のゆるやかな時間の流れと空間が、私たちを絵本の中へ誘います。シンプルな色と形、余白を生かした画面構成、躍動感のあるページ展開が村上絵本の醍醐味です。
本展では、代表作「ヤマメのピンク」シリーズや最新作『くまくんです。』などの絵本原画をはじめ、雑誌や装丁の仕事、オリジナルグッズなど約230点で、村上さんの創作世界をご紹介します。
入 館 料 | 一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円 ※8月2日(金)は、創立者・佐野隆一翁の生誕を記念し入館無料 ※土曜日は小中学生無料 ※15名以上の団体は各2割引 |
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岩合光昭写真展 PANTANAL
パンタナールは、南米大陸中央部に位置する世界最大級の熱帯湿地。雨季と乾季でダイナミックな変化を見せる同地は、多様な野生動物の宝庫です。動物写真家・岩合光昭(いわごう みつあき)が生物たちの生態に肉薄した作品で、清流がつむぐ生命の輝きを伝えます。
入 館 料 | 一般・大学生1,300円 小・中・高校生650円 ※土曜日は小中学生無料 ※9月16日(月・祝)敬老の日は65歳以上無料 ※8月21日(水)県民の日は各1割引 ※15名以上の団体は各2割引 |
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はしもとみお展
―時を刻むいきものたち―
はしもとみお(1980年生まれ)は、動物たちの姿形そのままを木彫りにする肖像彫刻家。命が最も輝く瞬間をとらえた作品は、ぬくもりや息づかいをも感じさせます。新作を含む彫刻をはじめ、美術大学在学中の作品やスケッチなど約100点を紹介します。
入 館 料 |
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